lifehack
たまにコードから離れて紙と鉛筆で考え直すと少しマシな設計が浮かぶことがある。一方、延々とディスプレイに張り付いていると目の前にあるコードはいつでも書き換え可能な状態にあるため、手を止めて考え直そうという気が起こりにくい。
コードから離れるのにタバコ休憩はもってこいのイベントである。喫煙者はニコチン中毒によって定期的かつ半ば強制的にディスプレイから剥がされるので、惰コードを延々と生産し続けるという愚行に陥ることを自らの意思とは関係なく自動的に防ぐことができる。なにか新しい習慣を身に着けようとするとき、自動的に実行できるというのは継続の大きな助けとなる。
タバコを吸ったことのないプログラマはいっぺん試してみるといい。君達の好きなライフハックというやつだ。全世界のプログラマが肺がんになって死ねばIT産業は崩壊しロハスで幸福な未来が訪れる。
UG出身がバレるmetaタグ
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10年前のHTMLにこんなのがあった。
おかげでarchive.orgにも残ってない。
webから完全に消滅してしまったと思うと少し寂しい。
DJの価値
InternetとDJを読んで
乱暴にまとめると、インターネットの発達とともにDJが持っていた特権や価値が失われつつあるのではないかという話。記事によると、Autechreもこんなことを言っていたそうな。
DJにいたっては本当に大変な時代だ。以前はレコード・コレクションを増やしていく事でその存在意義も成り立っていた。(中略)DJがもっていた特権や価値は、今ではもうないんだ。
確かに音源と知識の量は多いほうがいいけれど、それはDJの特権や価値という観点からすれば本質ではない。(AutechreはDJもやるけど*1、彼らはどちらかと言うとインドア派の音オタクみたいなもんだからあまり気にしなくていい)
DJの特権はブースに立てることだ。DJの価値はプレイそのものにある。ブースの上から見下ろすフロアはいつ見ても良いものだ。あの煙たさも匂いも熱い照明も鼓膜を疲弊させる爆音もいつだってDJの味方をしてくれる。指先一つで変わるフロアの反応。気持ちよく躍らせたり、たまに休ませてやったり、客を無視して独りで盛り上がったり。気持ち良さそうな顔が見える。つまらなそうな顔が見える。女を口説いてる奴がいる。くたびれて寝てる奴がいる。キチガイプレイをした時に閑散とするフロアの中で、波長の合うほんの一握りの客が踊り狂っているとそいつらと暗黙の勝負になる。DJをするということは客と双方向のコミュニケーションを取るという実に人間的な行為だから、楽しみ方は無限にある。
ネットで自分のプレイを配信して何万人もの人が聴いてくれたとしても、この感覚は味わえないだろう。Ustreamとかニコニコ動画のようなインターフェースでこれに近いものが作れるかもしれないが、あの空気を演出するにはまだ圧倒的に役不足だ。テクノロジーはこの差を埋める方向に進化させられたらいいと思う。
最後に、たまに信じられている特権として「DJは女にモテる」という話がありますがそれは都市伝説でございます。
hatena-ganja
デザイン変更に伴い、hatena-ganjaを実装いたしました。
草をいただけますとブログ主が陽気になります。